HOME > 電気管理研修修了試験 > 2005年(平成17年) 電気機器 問7(2)
汎用インバータの基本回路は、商用周波数の交流入力を一度直流に変換した後、 所望の周波数の交流に再度変換して出力する構成である。 [3]回路はダイオードを用いた三相ブリッジ結線の整流回路、 [4]回路は、IGBTなどのオン機能及びオフ機能を有するバルブデバイスを用いた、 三相ブリッジ結線の[5]形インバータ回路が一般的である。 電圧及び周波数の制御はいずれも[4]回路でなされ、 制御方式は[6](PWM)制御が一般的である。
汎用インバータを用いれば、[7]電流を定格電流に近い値として始動することができる。 多頻度始動停止を行っても電源に与える影響が少なく、間欠負荷に対しても [8]運転を行う必要がないので省エネルギー上好ましい。 ただし、負荷の要求する始動特性との整合には注意を要する。
【解答】
[3]…順変換回路
[4]…逆変換回路
[5]…電圧形インバータ回路
[6]…パルス幅変調(PWM)制御
[7]…始動電流
[8]…無負荷運転