HOME > エネルギー管理研修修了試験 > 2007年(平成19年) 工場配電 問7(1)
工場負荷は、業種の違い、規模の大小などにより、 それぞれ異なる負荷形態、[1]を有している。 この負荷の状況により、一般電気事業者から受電する電力や 工場が保有する自家発電所の発電電力が左右される。 工場が一般電気事業者から受電する電力と、 工場内の異なる多くの負荷設備の合計負荷電力から 自家発電所の発生電力を差し引いた電力とは、時間的に 常に[2]。
工場が一般電気事業者から受電する電力の管理は、 瞬時電力ではなく一定時間や平均電力で行われ、 この電力が一般的に需要電力と呼ばれている。 需要電力の最大値を最大需要電力といい、 我が国では通常[3]分間の平均電力の最大値が用いられる。 この数値が電気事業者との[4]を決める大きな要素となっている。
また、最大需要電力の、工場の全負荷設備容量に対する比率を [5]といい、工場の負荷設備から最大需要電力を想定する係数として用いられる。
【解答】
[1]…運転条件
[2]…一致する
[3]…30分間
[4]…契約電力
[5]…需要率
\[需要率≡\frac{最大需要電力}{設備容量}\]